先ごろ、アオーレ長岡を設計した隈研吾さんと新しい市長室で対談しました。
隈さんは、「公会堂、市民交流スペース、市役所、議会等の異なるスペースが中土間を中心にして混然一体として溶け合う空間で、このような複合的な機能を持つ公共建築は世界にも例がない。」とおっしゃいました。
私も、アオーレ長岡が市民協働の場であり、また、市民の交流の場であるというコンセプトを具現化した設計を実現してくださったこと心から感謝申し上げました。
対談の後、二人で竣工したアオーレ長岡を見て回りました。
スペースにゆとりがある設計で、工夫次第で様々な使い方が可能であることを実感しました。
まさしく、市民が使いこなしていく中で、成長していく可能性を秘めた空間だと思います。
この対談の内容は、市政だより4月号に掲載されます。
なお、写真は、応接室で、世界的な陶芸家・伊藤公象氏が、寺泊や山古志の土を使って焼き上げた作品を用いた壁面について、隈さんが説明しているところです。