山古志で「地域交流歌謡ショ-」

 合併市町村を巡回している「第4回長岡市地域交流歌謡ショ-」(主催:オンザロック オーケストラ)が山古志で開催されました。
 中越地震からの復興と合併を推進したということで、今回私に声をかけていただきました。18名の出演者の最後にお礼の言葉を述べた後、その熱い心を込めて「熱き心」を歌いました。
 山古志仕事歌伝承の会と山古志太鼓の会の皆さんも出演。会場は懐かしい方々の顔々々。本当に幸せなひとときでした。
 オンザロック オーケストラの皆さん!山古志の皆さん!ありがとうございました。

山古志アルパカ牧場の赤ちゃん!

 再び山古志のアルパカ牧場へ行ってきました。
 10日前に誕生した赤ちゃん(8日にご紹介済)が元気に走り回っていました。強い生命力に感動しました。
 山古志のアルパカは、中越地震の後、ご寄付していただいたアルパカを、元山古志村職員の青木勝さんはじめ地域の方々が育てています。そして、増えたアルパカは全国のアルパカ牧場に提供するまでになりました。
 この赤ちゃんの元気は、山古志復興のシンボルです。

アルパカ牧場の生みの親青木勝さんと
生後わずか1日の時の画像

公開講座”東京大学まちづくり大学院”で講義!

 7月7日、”東京大学まちづくり大学院”で講義しました。社会人を対象とした公開講座です。
 テーマは「市民協働によるまちづくり」とし、長岡市の実例を中心に3時間講義をしました。
 久しぶりの体面による講義で聴講者は約20名でしたが、Zoomによる聴講者が約100名いらっしゃいました。
 長い講義でしたが、熱心に聴いていただき、また、質問も多く出てあっという間の3時間でした。

①市民協働とは、市民が行政の下請けになることではなく、互いに対等な立場で長所と短所を補完しあう関係であるべきであること。
②そのようなウィンウィンの関係により、現場のニーズに即した政策を立案し実行することが、市民協働の真の目的であること。
③近年、委託や指定管理者等が増大し行政職員の現場力が衰退している現状を謙虚に受け止め、行政職員は市民とより積極的に協働することにより行政のプロとしての実力とプライドを維持すべきであること。

 以上の主張について、中越地震からの市民力による復興、中越防災安全推進機構の活動、市民協働センターの役割、ふるさと未来創造堂の活動、赤城コマランドと森の幼稚園、市民協働の拠点アオーレ長岡の長岡市の実例を基に解説しました。

 また、久しぶりの母校でしたので、安田講堂、三四郎池、赤門など、本郷キャンバス内を散策しました。

中越地震から18年目の旧山古志村へ!

中越地震から18年目の10月23日、旧山古志村へ出かけました。
夜、慰霊祭が予定されている体育館で、主催者として会場準備に汗を流していた「小さな山古志楽舎」代表の長島忠史(長島忠美さん長男)さんを激励しました。
また、農家レストラン「多菜田」で、家内は煮物定食、私は牛丼に舌鼓を打った後、代表の五十嵐なつ子さんを始めスタッフの皆さんと自撮りしました。
さらに、アルパカ牧場で青木代表と懇談した後、長島忠美さんの「三太夫」に立ち寄り長島忠美さんのご仏前にお参りしました。
共に苦労した皆さんと当時を思い出しながら語り合うことができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近畿大学建築学部で講義「建築の持つパワー」

 近畿大学建築学部で、久しぶりに対面で講義をしました。テーマは「建築の持つパワー」です。
 長岡市長時代の政策を事例に、質の良い建築物が市民の生活や行動に大きな役割を果たしたことをお話ししました。
 建築学を学ぶ若者が、そのような役割を自覚して良い仕事をしてくれることを願います。

 一つ目の事例は、中越地震において、コミュニテイー単位で入居してもらった仮設住宅と中山間地向けの復興住宅モデルが被災者を勇気づけたこと。
 二つ目の事例は、子育ての駅「てくてく」が誕生した背景が子育て中の母親のニーズを的確に反映した結果であること。
 三つ目の事例は、アオーレ長岡のにもつナカドマ等の自由な空間が数々のイベントを生み出す源泉になったこと。
これらの事例を丁寧に説明して、質の良い建築は市民生活に影響を与えるパワーを持つことを説明しました。

 終了後のアンケートを読みましたが、学生の皆さんにはよく理解してもらえたというのが実感です。

 また、このところネットによる講義か多かったのですが、対面の講義は学生の反応を肌で感じることができます。
 キャンパス内にあふれるの若い熱気を感じ取ることができました。
 充実した講義となりました。。

東京大学まちづくり大学院でインターネット講義!

 東京大学まちづくり大学院の講義をZoomを使って長岡の自宅から行いました。
テーマは、「市民協働のまちづくり」として、アオーレ長岡等の長岡市の政策を事例に、市民の自主性と実行力の尊重こそまちづくりの原点であることを強調しました。

 大学に行かず、長岡に居ながら講義ができるということはとても便利です。その一方で、学生の反応がなかなかわかりません。ジョークに反応がないと「すべったか?」と思ってしまい結構疲れます😁

紹介した事例は次の通りです。
事例1 被災者の元気を引き出す復興ー「中越地震」
事例2 市民主体の学びの場-「まちなかキャンパス」
事例3 子どもたちをもっと自由に-「赤城コマランド」
事例4 市民の自発的な活動を生み出す場-「アオーレ長岡」
事例5 市民活動団体への的確なサポート-「市民協働センター」

長岡の自宅にて東京大学まちづくり大学院のリモート講義‼️

 6月25日、長岡の自宅にて東京大学まちづくり大学院のリモート講義を行いました。
 テーマは「地域発の生きた政策を生み出す条件」として、長岡市の特色ある政策や全国の市町村における特色あるコロナ対策について解説し、その政策が生み出された経緯等について詳細にお話ししました。
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長岡造形大学でリモート講義!「建築の持つパワー」~長岡市の政策の実例から~

 12月11日、長岡造形大学で、「建築の持つパワー~長岡市の政策の実例から~」と題して、自宅ではなく設備の整った大学で、リモートによる講義を行いました。
 建設省時代から長岡市長時代を通じて、建築の持つパワーを生かしてきた経験を中心にお話ししました。まず、私が担当した「東京ドーム」が極めて大規模空間であったことから予想を超えた使われ方をしたエピソードを取り上げました。

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岐阜県の「危機管理対応研修トップフォーラム」で中越地震の現場の情報を講演!

中林敬修先生によるワークショップ
 11月25日(月)、岐阜県主催の「市長村長向け危機管理対応研修トップフォーラム」に講師として招かれました。
 岐阜県内の42市町村から首長や危機管理官などが参加するフォーラムは3部構成。第1部は内閣官房国土強靭化推進室参事官の河村賢二氏による「国土強靭化地域計画について」と題した講演、第2部が、人と防災未来センター研究員の中林啓修(ひろのぶ)氏による「目標管理型災害対応~災害時の現場力向上~ ワークショップ」、第3部が、私の「災害対応力の向上~カギは現場力」と題した講演、という構成でした。
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長野県の市町村職員に「災害対応力の向上-市町村の役割」と題して講演!

 11月15日、長野県市町村職員研修センターからの依頼で、長野県内の市町村の幹部職員に対し、講演しました。
 テーマは、「災害対応力の向上-市町村の役割」。中越地震からの復旧・復興の実例を中心にお話ししました。
 台風15号の被害からの復旧・復興で忙しいにもかかわらず、長野市や須坂市等の市町村から81名の部課長さん方が参加してくれました。
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