「森民夫のトークセッション」市長の苦労話“議会対応”のパート2を公開!

 (一社)地方行政リーダーシップ研究会の「森民夫のトークセッション」市長の苦労話“議会対応”のパート2を公開しました。
私の司会で、谷畑英吾・前湖南市長、松本武洋・前和光市長、清原慶子・前三鷹市長と「今だから言える本音話」として対談しました。
ここからご覧いただけます。

公開講座”東京大学まちづくり大学院”で講義!

 7月7日、”東京大学まちづくり大学院”で講義しました。社会人を対象とした公開講座です。
 テーマは「市民協働によるまちづくり」とし、長岡市の実例を中心に3時間講義をしました。
 久しぶりの体面による講義で聴講者は約20名でしたが、Zoomによる聴講者が約100名いらっしゃいました。
 長い講義でしたが、熱心に聴いていただき、また、質問も多く出てあっという間の3時間でした。

①市民協働とは、市民が行政の下請けになることではなく、互いに対等な立場で長所と短所を補完しあう関係であるべきであること。
②そのようなウィンウィンの関係により、現場のニーズに即した政策を立案し実行することが、市民協働の真の目的であること。
③近年、委託や指定管理者等が増大し行政職員の現場力が衰退している現状を謙虚に受け止め、行政職員は市民とより積極的に協働することにより行政のプロとしての実力とプライドを維持すべきであること。

 以上の主張について、中越地震からの市民力による復興、中越防災安全推進機構の活動、市民協働センターの役割、ふるさと未来創造堂の活動、赤城コマランドと森の幼稚園、市民協働の拠点アオーレ長岡の長岡市の実例を基に解説しました。

 また、久しぶりの母校でしたので、安田講堂、三四郎池、赤門など、本郷キャンバス内を散策しました。

「若者よ 一人でも龍になれ!」と題して講話!

十日町市倫理法人会で、「若者よ 一人でも龍になれ!」と題して講話!
「中国人は一人だと龍だが三人だと豚になる。日本人は三人だと龍だが一人だと豚になる。」という諺を引用し、北京に2年間滞在した経験から、国際社会に通用する自立心の旺盛な日本の若者を育てる重要性についてお話ししました。
日本の若者が世界で活躍するためには自立心を養い一人でも「龍」になってほしいと強く願っています。
約20名の会員に熱心に聴いていただき、朝4:30に出発して片道1時間のドライブも苦になりませんでした。

近畿大学建築学部で講義!

 6月5日、近畿大学建築学部で講義をしました。
 テーマは、「優れた建築が人の意識や生活に及ぼすパワー ~長岡市の政策の実例から~」としました。
 中越地震での”中山間地型モデル住宅”、”てくてく”、”アオーレ長岡”が、市民パワーを呼び起こした事例を話しました。
 締めくくりに、「建築は総合調整能力を育てる学問だから将来の可能性が広がる。」と励ましました。
 どこまで通じたかは不明ですが、学生さん達の目が輝いているように見えました。

 いつものことですが、近畿大学は大勢の学生が行きかっていて、熱気を感じます。
 また、大学に行く途中の大阪難波駅に近畿大学をアピールする「マグロ大学って言うてるヤツ、誰や?」という広告が目につきました。
 親近感を感じた後に大学に向かい講義をしたわけですが、おかげで肩の力を抜いた講義ができました。

長岡市倫理法人会にて「若者よ 一人でも龍になれ!」と題して講演!

 長岡市倫理法人会にて、 中国での体験談をもとに、「若者よ 一人でも龍になれ!」と題して講演しました。
 「中国人は一人なら龍だが三人だと豚になる。日本人は三人なら龍だが一人だと豚になる。」という中国のことわざを引用し、日本社会の強すぎる「同調圧力」を跳ね返し、自らの意見を明確に主張でき、かつ、異なる意見にも耳を傾けることができる若者、つまり「三人でも一人でも龍」になれる国際社会で通用する若者を育てることが日本の将来にとって大切であるとお話ししました。
 また、日本は「和」のみを強調するが、当然のことながら「和」と「同」とは異なることが忘れられがちである。
 「君子和して同ぜず小人同して和せず」という孔子の言葉をかみしめ、異なる意見同士で議論を重ねることの大切さを訴えました。

森民夫のトークセッション part2「前市長が語る 今だから話せる本音話」を公開!

 第1回目に続き、森民夫のトークセッション part2「前市長が語る 今だから話せる本音話」を公開
パート2は、「市長だから出来たこと」、「市長の魅力は?」について、市長経験者の本音話です。

 湖南市 前市長谷畑英吾さん、三鷹市 前市長清原慶子さん、和光市 前市長松本武洋さん、早稲田大学環境総合研究センター「地方創生を念頭に置いたソーシャルイノベーションプロジェクト」の岡田久典先生を迎えたトークセッションです。
チャンネル登録をぜひお願い致します。

 

 
 
 
 

「前市長が語る 今だから話せる本音話」を公開!

 YouTubeチャンネル「森民夫のトークセッション」第1回Part1を公開しました。
私が代表理事を務める「(一社)地方行政リーダーシップ研究会」が主催しました。
 「前市長が語る”今だから話せる本音話”」と題し、谷畑英吾・前湖南市長、松本武洋・前和光市長、清原慶子・前三鷹市長との座談会形式で、「なぜ市長を目指したか?」について語り合いました。皆さん、私が全国市長会長時代からのお仲間ですので、とてもフランクなトークになりました。
 当社団法人理事の早稲田大学の岡田久典先生が、「大学では国会議員の講演を聞く機会は多いが、市町村長の話を聞きたいといういう声があるる。」という認識から、企画されました。

市長を目指す市議さん、学生さんをはじめ、興味がある方も、ぜひ、チャンネル登録をお願いします。

「前市長が語る 今だから話せる本音話」へ

 

「危機管理において市長に求められる資質」と題しネット講義!

 新人首長を対象とした「地方自治トップマネジメントカレッジ」で、「危機管理において市長に求められる資質」と題し、ネット講義をしました。
中越地震の際の実体験をもとに、若手首長のみなさんに「正解は一つではない。あなたならどう対応するか?」という質問を繰り返しました。
 大切なことは、「被災者の声に耳を傾けるとともに、職員を信頼し能力を引き出す度量」、「臨機応変に対応する決断力」、そして「一切の責任を取る気概」だとお話ししました。
 さすがは、現役市長さん!質問も数多く出て、強い手ごたえを感じました。

近畿大学建築学部で講義「建築の持つパワー」

 近畿大学建築学部で、久しぶりに対面で講義をしました。テーマは「建築の持つパワー」です。
 長岡市長時代の政策を事例に、質の良い建築物が市民の生活や行動に大きな役割を果たしたことをお話ししました。
 建築学を学ぶ若者が、そのような役割を自覚して良い仕事をしてくれることを願います。

 一つ目の事例は、中越地震において、コミュニテイー単位で入居してもらった仮設住宅と中山間地向けの復興住宅モデルが被災者を勇気づけたこと。
 二つ目の事例は、子育ての駅「てくてく」が誕生した背景が子育て中の母親のニーズを的確に反映した結果であること。
 三つ目の事例は、アオーレ長岡のにもつナカドマ等の自由な空間が数々のイベントを生み出す源泉になったこと。
これらの事例を丁寧に説明して、質の良い建築は市民生活に影響を与えるパワーを持つことを説明しました。

 終了後のアンケートを読みましたが、学生の皆さんにはよく理解してもらえたというのが実感です。

 また、このところネットによる講義か多かったのですが、対面の講義は学生の反応を肌で感じることができます。
 キャンパス内にあふれるの若い熱気を感じ取ることができました。
 充実した講義となりました。。

東京大学まちづくり大学院でインターネット講義!

 東京大学まちづくり大学院の講義をZoomを使って長岡の自宅から行いました。
テーマは、「市民協働のまちづくり」として、アオーレ長岡等の長岡市の政策を事例に、市民の自主性と実行力の尊重こそまちづくりの原点であることを強調しました。

 大学に行かず、長岡に居ながら講義ができるということはとても便利です。その一方で、学生の反応がなかなかわかりません。ジョークに反応がないと「すべったか?」と思ってしまい結構疲れます😁

紹介した事例は次の通りです。
事例1 被災者の元気を引き出す復興ー「中越地震」
事例2 市民主体の学びの場-「まちなかキャンパス」
事例3 子どもたちをもっと自由に-「赤城コマランド」
事例4 市民の自発的な活動を生み出す場-「アオーレ長岡」
事例5 市民活動団体への的確なサポート-「市民協働センター」