7月14日、「東大まちづくり大学院」で、『長岡市における政策決定の基本理念-市民協働による「まちづくり」』というテーマで、講義をしました。
東京大学工学部14号館でに集まった「学生」は、24歳から54歳までの、自治体職員、建設コンサルタント、マスコミ・金融・税理士法人等の多様な分野で活躍中の約15名の社会人の皆さんです。
講義の内容は、第一部 地方分権の意義とは?、第二部 市民協働による中越地震からの復興、第三部 市民とともに成長した「子育ての駅」、第四部 市民協働の拠点-アオーレ長岡、の四部構成としました。
社会人としての経験が豊富な皆さんだけに、「公共と民間との基本的な差異は何でしょうか?」等の鋭い質問が多く出ました。
「公共は予算や権限を持つ反面、公平性の維持という基本から逃れられないのに対し、民間は基本的に自分の好きなことが自由にできるという利点があり、この差異があるからこそ、協力して課題に取り組む意義がある。」と、いう私の回答に納得していただきましたが、なかなかに緊張するとともに手ごたえを感じた3時間でした。
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