ZOOMを使って東大まちづくり大学院にて初講義!テーマは「地域発の生きた政策」


自宅のパソコンから発信!
 コロナの影響で講義や講演が一切なく、5カ月ブログの更新をしませんでした。
 7月3日、東大まちづくり大学院の講義で、Zoomを使った講義に挑戦しました。
 テーマは、「地域発の生きた政策」。「中越地震からの市民力による復興」、「市民協働の拠点アオーレ長岡」、「市民とともに成長した子育ての駅てくてく」等です。
 
 これらの長岡発の特徴のある政策を例にして地方分権時代の地方発の生きた政策の立案に必要な視点を解説しました。
 学生さんは社会人で、約20人ほどでしたが、Zoomだと講義中の反応が伝わりにくく苦心しました。
 約3時間の講義でしたので、質問コーナーを数多くとるなどの工夫をして反応を感じ取りました。

障がい者作成のデニムマスク
 また、コロナ禍に対応した地方発の特色ある政策についても取り上げました。
 新潟県出雲崎町の「自宅でグルメ半額フェア」、「水道料の無料化」、埼玉県本庄市の「一斉休校時の登校日の設定」、長野県飯田市の「地域外来・検査センター」、岡山県総社市の「障がい者が作る総社デニムマスク」を取り上げ、市町村の現場で実施した各施策の意義を解説しました。

 Zoomによる講義には双方向性の確保など様々な課題があります。でも、自宅で講義ができることはなかなか新鮮な体験だと思いました。
 例えば、講義中に愛猫の「アポロ君」もサプライズ出演し、長帳場の講義中の「癒しタイム」になりました。アポロ君は、めでたく東大特任教授に就任しました。