「市役所が、まちなみの形成とにぎわいの創出、及び、市民協働の場の創出に寄与した空間モデルの提示」というアオーレ長岡の実績が評価され、日本建築学会賞(業績部門)を受賞が決定しました。4月16日に記者発表を行いました。
受賞は、私と建築家の隈研吾さんとアートディレクターの森本千絵さんの3名の連名です。
3人の協働による業績です。私は「企画構想段階での21世紀型シティーホールを目指した新たなプログラムを策定したこと」、隈さんは、「設計段階での「ナカドマ」を中心とした、新たな複合公共施設のあり方の具現化したこと」、森本さんは、「ワークショップ等による市民と建築の一体化プロセスや「アオーレ」のシンボル化など多くの分野でのコミュニケーションデザインを行ったこと」が有効に連携したこと評価されました。
さらに、「竣工後において、市民ネットワーク組織が中心となり、市民交流の事業企画や施設運営を市民が自ら担うという、積極的活動を展開していること」も高く評価されました。詳しくは、日本建築学会発表資料をご覧ください。
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私は、大学で建築学を専攻、民間の設計事務所での勤務経験もあります。また、一級建築士の資格も持っています。しかし、大学でも民間でも設計実務でも誉められた覚えがありません。
今回、権威がある日本建築学会から賞をいただいたことは、初めてといってよい嬉しい経験です。
なお、授賞式は、5月30日(金曜日)午後、東京・建築会館ホール(東京都港区芝5丁目26番20号)で行われます。
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