7月30日未明からの記録的豪雨は、長岡市にも甚大な被害をもたらしました。
長岡市内では柿川の溢水による床上浸水、栃尾地域では土砂崩れによる住戸の全壊や集落の孤立、中之島地域では刈谷田川の溢水による集落の孤立(写真上)、西川口では魚野川の溢水による床上浸水ややな場の全壊(写真中)等の被害が発生しました。
また、一時は信濃川の水位が危険な水準にまで上昇し危緊張しましたが、午後にはようやく水位が低下し始め一安心する状況でした。
天候も午後には回復し、夕刻には一部の地域を除き避難勧告を解除、31日にには全地域で解除することができました。
30日の午後には、各地域の避難所を順次訪問しました。
旧長岡市内の数か所の避難所を皮切りに、中之島地域(写真下)、川口地域、栃尾地域の各避難所をまわり、被災者を慰問しました。
なお、31日には、信濃川の水位が安全な水準にまで低下したことを確認し、長岡大花火大会を予定通り実施することを決定しました。
長岡大花火大会は、戦災からの復興を目的とした花火大会であることから、災害からの復興のためにも、むしろ積極的に実施すべきだという意見が大勢を占めました。
現在、会場となる信濃川河川敷の復旧や被害を受けた仮設トイレの普及等を昼夜兼行で進めています。