2008年5月12日に発生した四川大地震から2ヶ月後の7月3日に、復興支援のため都江堰市を訪問し見舞金を贈呈しました。
その後、都江堰市は、国と上海市の支援を受け、急ピッチに復興を進めていました。
写真は、約100世帯、500人が居住する復興後の農村の様子です。
住宅地内には、菜園も設けてありました。「放心菜地」という立て札がありますが、中国語の「放心」は、「安心」という意味です。
個人の食糧を住宅地の近くで作ることは中国では稀なのだそうですが、心を癒す目的でわざわざ設置したとのことです。
また、住民のコミュニティ活動の場として活動センターが設置されていましたが、ちょうど村の女性達が刺繍を学んでいました。
これらの心を癒すための施策は、長岡市の復興状況の視察から学んだとのことで、大変嬉しく思いました。この農村は、都江堰市の農村復興のモデルなっているようですが、それにしてもスピードが早いと感じました。