新しい消防庁舎が防災シビックコア地区(千歳1丁目地内)に完成し、4月3日、関係者160人が集まり竣工式を行いました。
新消防庁舎は、中越大震災等で得られた経験や教訓を踏まえ、最新鋭の施設と設備を整備しました。
特に、消防庁舎としては県内初となる基礎免震構造(写真)を採用し、中越大震災クラスの地震に対しても防災機能を停止させることなく、大規模災害への迅速な対応が可能となります。
通信指令システムは、携帯電話による119番通報者の位置が画面表示されるなど、大幅に高機能化したシステム(写真下)を導入しました。
また、天然ガスを利用したコージェネレーションシステムも導入し、安全面とともに環境面にも配慮しました。
長岡防災シビックコア地区は、中越大震災後、仮設住宅が立ち並び多くの市民が避難生活を余儀なくされた場所でもあります。
シビックコア地区が、この消防庁舎に加え、今後、市民防災センターや市民防災公園などが整備され、広域防災の拠点となります。
新消防庁舎の完成を受け、「日本一災害に強いまちづくり」に向け着実に前進している手応えを感じました。