3月30日、川口町が長岡市との合併に伴い、52年余りの歴史に幕を下ろしました。閉町記念式典で、岡村町長と古田島議長から町旗を渡された際、住民皆さんの故郷に対する熱い思い、愛着の深さを肌で感じました。
3月31日には、川口町を新たに仲間に加えた新長岡市がスタートしましたが、この合併により、新市の人口は28万4331人、面積は890㎡(県内5番目の広さ)になります。
長岡市の合併の理念は、それぞれの地域が伝統・文化、コミュニティ等の個性を失うことなく、互いに調和し、又は、刺激し合いながら共存共栄を図るというものです。
いわば「和して同ぜず」の精神の合併ということもできます。
川口地域には、震災復興を通してさらに深まった「地域の力」、幻想的な「雪洞火ぼたる祭」や良質な泉質を持つ「川口温泉」など様々な宝物があります。
地域の皆さんから、将来の川口地域を見据えつつ、むしろ、先行して合併した地域に良い影響を与えていただくことを期待しています。