61名の新人が希望を胸に入庁 辞令を交付し訓示


20100402-1_sinjin.jpg 新年度を迎え、希望を胸に入庁した61名の新人に対し、辞令を交付しました。
 その後、全員が声をそろえ、恒例の服務に関する宣誓の言葉を述べましたが、なかなか元気がありました。
 毎年、フレッシュマンにどのようなお話をするか、結構迷います。

20100402-2_sinjin.jpg まず、「皆さんは大変な就職難の年に難関を突破できたことに深く感謝し、その心で職務に全力を尽くしてほしい。」と話しました。
 また、「これまでの受験等の学校生活は、クラブ活動等を除けば、基本的には個人の努力がそのまま成果になって個人に帰ってくる場であった。一方、職場となるとチームで仕事をすることになるので、チームとしての成果や結果が問われる。何よりも、コミュニケーション能力がとても大切になる。」と話しました。

 白状しますと、この話は「辺境国家日本」の著者の内田樹さん(神戸女学院大学教授)の「街場の教育論」を参考にしました。内田樹さんは、家内の中学校時代の同級生というご縁で参考にさせていただきました。
 なお、「街場の教育論」実に明快に教育にとって何が重要かを解説したものです。ぜひ、ご一読を。