地域の教育力を考える―与板十五夜まつりと三島地域敬老会


032-1yoita.jpg  12日、250年の伝統を持つ「登り屋台」で有名な与板十五夜まつりにお邪魔しました。しかし、私がいつも感心させられるのは民謡流しです。
 子供達の参加がびっくりするぐらい多いのです。メインステージでは、児童が三味線の生演奏していますし、歌も大人に交じって子供も歌います。約1,200名の踊り手の中にも子供の参加が目立ちます。
 与板小学校の校長先生に、いじめの現状について質問したことがありましたが、「地域の大人が子供たちを見守っていますので大丈夫です。」という答えが返ってきました。このまつりを見ると納得させられます。子供達は貴重な体験をしているのです。大都市では失われた「地域の教育力」が十分機能していました。

 また、長岡市の敬老会は、合併地域では以前と同じく地域ごとに開催しています。13日も越路地域と三島地域の敬老会に出かけました。


032-2misima.jpg 越路地域では、児童代表の感謝の言葉の発表がありました。
 また、三島地域では保育園児の太鼓のアトラクションがありました。地域の大勢のおじいさんおばあさん達の前で一生懸命に演技している子供達を見ると、自然にお年寄りを敬う気持ちが育つのではないかと思いました。
 こうした地方では当たり前の機会が子供の成長にとって何よりも大切なのだと思います。長岡市では地域の教育力は決してすたれていないと思いました。