上智大学法学部で、「地方公共団体における環境政策の取り組み」と題して講義をしました。
地方公共団体における環境施策の先進的事例について学び、その背景にある国、地方自治体、民間企業の適切な役割分担の重要性について理解することを狙いとしました。
第一部として、環境政策の概要や”環境基本法”、”循環型社会形成推進基本法”等の主要な環境関連法制度の概要を解説。
さらに、”地方公共団体カーボン・マネジメント強化事業”等の各省庁の補助事業や”環境未来都市”等の認証制度等の支援制度についても解説しました。
第二部として、地方公共団体における環境政策の実例として、①長岡市生ごみバイオガス発電事業、②東松島市スマート防災エコタウン ③佐賀県みやま市のみやまスマートエネルギー株式会社④北九州市環境未来都市計画をとりあげました。
資料等は、各市の市長さんにお願いして提供していただきました。ありがとうございました。
最後に、地方公共団体は、事業主体や政策を総合化する現場であり、地方公共団体(特に市町村)が中心となった、民間事業者や市民(国民)との協力・連携体制が不可欠であることを強調しました。
約150名の学生さんに、1時間半にわたり熱心に聞いてもらいました。
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