田麦山ロードレース大会は、田麦山スポーツ振興会(森山正夫代表)が、スポーツの振興と地域の活性化を目的として、昭和61年より始めたマラソン大会です。
今年も、小学生から80歳近い高齢者までの約600人が3km、8km、15kmの3コースに分かれてスタートしました。
スターターは私がつとめましたが、号砲一発、老若男女が一斉にスタートする姿はなかなかの圧巻です。
田麦山地区は7年前の中越地震で甚大な被害を受けましたが、翌年のロードレース大会も中止することなく開催されました。それだけに今年の大会には、東日本大震災と長野県北部地震からの復興支援の意味も込められています。
住民が地域活性化への願いを込めてすべて手作りで26回も開催されてきたことは、市民力のまち長岡の宝物といっても良い大会です。
写真のようにタヌキをモチーフにしたユーモアあふれる手作りのトロフィ―は、地区住民の手作りで開催されてきたこの大会の価値をを象徴しているように思います。