43年ぶりの入院その1―退院、帰郷、公務復帰


20100119-1_komu-hukki.jpg 1月19日、目まい等の症状も完治し、お世話になった虎ノ門病院を退院し、ただちに、新幹線で長岡に帰りました。新幹線が長岡駅に近づくにつれ、思っていたほどの積雪ではないことに、まず安心しました。
 自宅に立ち寄って久し振りに愛猫マロンを抱っこした後、さっそく登庁し、臨時庁議を開催、市の幹部に今日から公務に復帰することを宣言しました。
 その後、市長室のデスクで報道陣のインタビューを受け(写真)、久し振りに自宅で夕食をとりました。夕食が格別の味だったのは言うまでもありません。

 今回、長妻厚生労働大臣との会談の場で、子ども手当の件で全国市長会長の立場で苦情を申し上げている最中に、目まい等の症状が出て入院しました。大臣がそのことが病気の引き鉄になったのではないかと大変気にされたと聞いております。その結果か、(恐らく大臣の指示だと思いますが)、極めて手厚いケアをしていただいたようです。このことは、大変幸せなことであったと感謝しておりますが、やや大げさな印象を与え、却って皆さんにご心配をおかけすることになってしまったのかもしれません。

 現在、目まいその他のいわゆる病的な症状は全くなく、(このブログを書いているくらいですから)、元の健康体に戻ったといってもよい状況です。
 自分としては、すぐに以前とかわらず全力投球で働きたいという意欲が十分なのですが、家内も市の幹部も友人も、「良い機会だと考えてこの際ゆっくり休め」とかなり厳しく言ってきます。
 私のことを心配してくれる気持ちを率直に受け止め、当分の間は、緊急度が比較的低い公務や出張を伴う公務等は遠慮させていただき、助走期間を設けたいと考えています。

 考えてみれば、「入院」は、18歳の時の尿道管結石手術以来で43年ぶりのことです。これまで健康には自信を持ってきましたが、今回はかなり症状が軽かったことを「神の警告」と受け止め、今後は「ほっと一息」する時間をしっかりと確保しながら、余力を持って働いていこうと決心しました。

 なお、長妻厚生労働大臣との会見の様子や入院中に感じたこと等、次回以降報告したいと考えています。