10月16日から18日までの3日間、中越大震災5周年を記念して、国内外からトップレベルの学識経験者が集まり、防災・安全・復興に関する国際シンポジウムが長岡市内で開催されています。
初日の16日、主催者である(社)中越防災安全推進機構の伊藤滋理事長が基調講演を行いました。
その後、「持続可能な地域づくり」というテーマでパネルディスカッションが行われ、私も参加しました。
パネラーは、四川大地震の復興計画に携わった精華大学の顧所長、台湾地震の復興において中核として活躍されている台湾大学の陳教授、阪神大震災復興市民まちづくり支援ネットワーク世話人の小林さん、中越復興市民会議の稲垣代表と、私の5人です。また、関西学院大学の室崎教授がコーディネーターを務めました。
ディスカッションは、復興における官と民との役割分担、アジアの被災地同士の絆づくりの重要性等について中身の濃い議論になりました。
復興の鍵は住民の前向きな気持ちをどのように引き出すかにあるということ、また、そのためには、被災地の住民同士の絆を深めることが大切であること等で、意見が一致しました。
今後とも、台湾、四川省、神戸等との交流を深めていきたいと改めて決意しました。