3月31日、市内十日町出身で映画監督の五藤利弘さんが、映画「モノクロームの少女」の完成報告に訪れました。
映画は、栃尾を舞台にした青春映画で、高校生の男女二人が、地震で廃校になった中学校で少女のモノクロームの写真を見つけ、その持ち主を探す物語です。
制作のきっかけは、五藤さんが20歳のころ見た栃尾の風景をフィルムに残したいと思ったからだそうです。
映画では、栃尾地域の棚田や商店街の雁木通りなど懐かしく温かい風景がたくさん映し出されています。
後藤さんによれば、この映画の制作は、中越大震災も切っ掛けの一つになったとのことで、被災された方への応援の意味も込められています。
また、撮影は必ずしも順調ではなかったが、多くの栃尾市民の協力が大きな支えとなり、無事完成したとのことです。
映画は、4月17日に、栃尾おりなすで先行上映されます。
その後、5月9日から、Tジョイ等で一般公開されます。
この映画をきっかけに、長岡、特に栃尾ファンが全国に広がっていくことを期待します。