7年連続で長岡で碁聖戦 河野臨九段が連勝


20130725goseisen-1 井山裕太碁聖(棋聖、本因坊、天元、王座)に、河野臨九段が挑戦する囲碁の第38期碁聖戦の第2局が、7月22日、長岡グランドホテルで開催されました。
 結果は194手までで、白番の河野臨九段が中押し勝ちを収め、シリーズ2連勝を飾りました。
 写真は、決戦前日の21日、グランドホテルで開催された前夜祭の様子です。
 私は、「7年連続で長岡で碁聖戦を開催していただいていることに感謝します。長岡の子供たちに囲碁がますます普及するこでしょう。」と、歓迎の挨拶をしました。

20130725goseisen-2 東京など県外からの囲碁ファンも含めて約100名の囲碁ファンが前夜祭に参加しました。
 囲碁ファンでもある表町小2年生の松本さんと中島小3年の渡辺さんが、花束を贈呈しました。二人とも囲碁を始めて1年目だそうです。
 井山碁聖は、「昨年長岡で碁聖位を獲得して忘れられない土地となった。7年連続で碁聖戦を開催している長岡の力を借りて頑張る。」と、河野九段は、「長岡の地が特別なものになるよう頑張りたい。」と、お二人とも力強く決意を表明をされました。
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 プロ棋士による色紙の抽選プレゼントもありました。
 挑戦者の河野九段の色紙は「心」です。囲碁は心が大事だからとのことです。
 井山碁聖の色紙は「志」です。長岡の囲碁ジュニアを見て、子供たちに志を持ってという意味だそうです。

20130725goseisen-4 抽選で井山碁聖の色紙をいただいた囲碁ファンは大喜びでした。
 会場は大変盛り上がりましたが、一般の方も交えたこりような前夜祭の開催は珍しいのだそうです。
 これも主催者である新潟日報社の囲碁の普及活動への理解と長岡囲碁連盟の皆さんのご協力の賜物です。心から感謝します。