8月1日は、昭和20年の長岡大空襲の犠牲者を追悼し、平和と復興への誓いを新たにする日です。この日、早朝から殉難者を追悼し平和を祈る様々な行事が行われました。
平潟公園では「戦災殉難者慰霊祭」が行われ、続いて、昌福寺では「戦災殉難者墓前法要(写真)」が行われました。
続いて、平和の森公園では、「非核平和都市宣言市民の集い」を実施。さらに、リリックホールでは、「ながおか平和フォーラム」を開催しました。
夜には、青年会議所で市内を流れる柿川で灯ろう流し(写真)が行われました。
長岡市ではこれらの慰霊の行事が終了した後、一転して、復興を願う「長岡まつり前夜祭」へと進んでいきます。
長岡まつりは、空襲の翌年の昭和21年から「復興祭」として始まりました。
長岡まつりには、当時の市民の思い、焼け野原となった長岡を復興させたいという強い思いが感じられます。
1日の夜の前夜祭では、「大民謡流し」と「神輿渡御」等を実施しています。
8月1日の締めくくりとして、長岡大空襲が始まった午後10;30分に慰霊のための花火(尺玉)を3発打ち上げます。白一色の「白菊」という花火です。
こうして、長岡市民は気持ちを新たにして、慰霊と復興と世界平和を祈る花火、長岡大花火大会を迎えます。
なお、この日大林宣彦監督による市民映画「この空の花」の撮影が始まりました。大民謡流しの場面では、私もエキストラをつとめましたが、この話題については後日このブログにアップします。