6月25日、復興構想会議が「復興への提言~悲惨のなかの希望~」と題した提言を取りまとめました。
首相官邸で開催された最終会議に私も出席、目の前で五百旗部議長が菅総理大臣に提言をお渡ししました。(写真上)
4月からの2ヶ月間に、中越地震の経験を構想に生かすため、親会議と検討部会(写真下)とで合計20回の会議に出席しましたが、ようやく成案を得て本当に「ほっと一息」です。
私の役割は、中越地震の経験を生かしつつ、現地の市長さんの強い思いを代弁することでした。そのため、市長さんと頻繁に電話やメールで意見交換をしながら検討を進めました。
結果的に、市町村が復興の主体であること骨子の一つとなり、特区、交付金、復興基金等、その骨子を裏付ける具体的な手段や財政措置を盛り込むことができ、現場を大切にするという筋が一本通った構想になったと思います。
課題はまだまだ山積していますが、構想が固まったことで、中越地震の復興の経験がこれから大いに発揮できる条件が整いました。
被災地の復興に対する支援を、なお一層の力を込めて実施しなければならないと考えています。