ハワイの戦争記念館と山本五十六記念館等が交流へ


20101008-1_arizona.jpg 10月4日、ハワイの戦争資料館である「アリゾナ記念館」の教育部長ポール・ハインツ氏が長岡市を訪問、山本五十六記念館や長岡戦災資料館などを見学し、今後、同館と長岡の2館で交流していくことを確認しました。(写真は、古田島長岡戦災資料館館長、ハインツ氏、山村山本元帥景仰会事務局長と)
 これは、日米友好の架け橋実行委員会とハワイ日米協会との間で8月に調印した平和・教育交流事業の一環として行うものです。
 戦災体験を風化させることなく次世代に語り継ぎ、戦争の悲惨さや平和の尊さを世界に発信し、明日を担う人材を育成することを目的としています。

20101008-2_arizona.jpg アリゾナ記念館は、日本軍の真珠湾攻撃によって撃沈された戦艦アリゾナ号の上に建っており、現在も1,100人を超える乗員が海中に眠っています。
 同館では、山本五十六長官も紹介していますが、戦争に最後まで反対したこと等を好意的に記述しています。

 ポール・ハインツ氏は、「アリゾナ記念館は、戦争の悲惨さを次の世代に伝えるために活動している。長岡戦災資料館も同じ活動を行っていることを知ったが敬意を表したい。」とおっしゃいました。
 平和教育にとって極めて意義深い交流の第一歩になることを確信しました。

「ハワイの戦争記念館と山本五十六記念館等が交流へ」への1件のフィードバック

  1. もう20年も前のオアフでのこと。
    一人でぶらっとバスに乗ってパールリッジ方面に向かっていたとき。
    少し離れた場所にいた日本人の家族連れが「良しパパに任しとけ」みたいな感じで「ミニッツパークに行くにはこのバスで良いのですよね?」と愛想振りまきながら、おそらく退役軍人と思われる米国人パーティに質問。返ってきた答えは
    「そうかも知らないが、そこはあなた方の行く処じゃない」
    質問者であるその一家の主は何を言われたのか解らない様子。
    私は日本人であることも悟られないよう傍観しておりましたが、米国人にとって特別な所であることはあのやりとりで十分認識できました。

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