8月23日、中越地震の教訓を活かし、災害拠点としての様々な工夫を凝らして今年1月に竣工した市立東中学校で、総合防災訓練を実施しました。
休日にもかかわらず、早朝から地域のの皆さん、中越防災安全士の皆さん、災害応援協定を結んでいる関係機関など約500人が参加し、様々な訓練を行いました。
写真上は中越防災安全士の皆さんの指導のもとで、担架による搬送を住民の皆さんに体験していただいている場面です。
また、写真下は、断水時でも飲料水を確保できるように特別に蛇口を設置した受水槽から、水をくみ出す訓練を実施しているところです。
避難所となる体育館には、情報機器端末を設置する等避難生活を少しでも快適にするための工夫を凝らしました。
写真上はプライバシーを守るための段ボール製のミニハウスを組み立てている場面です。
また、体育館に隣接したエリアには、支援物資の搬入やケガ人を搬送できる屋根付き広場(ビッグルーフ)も整備しました。
そのビッグルーフでは、炊き出し訓練や支援物資の搬送訓練(写真下)も実施しました。
先進的な避難所機能を備えた学校をいざという時、有効に機能させるためには、日頃から地域の皆さんと一体となった運営が必要です。
今回の防災訓練が、日本一災害に強い都市を目指す長岡市のモデルとなることを祈ります。