1月4日、長岡ゆかりの武将直江兼続の生涯を描いたNHK大河ドラマ「天地人」の放送がいよいよ開始されました。
放送開始に先立ち、市民で構成する「直江兼続「愛」ネット実行委員会」が、リリックホールで「越後長岡 天地人出陣式」を開催しました。
まず、与板小学校6年生による「直江兼続」の演劇や与板中学生と南中学生による「愛と勇気を」の演奏等が行われました。また、お船の方をテーマに公募して選ばれた「風のたまゆら」という歌が、初めて披露されました。
「天地人」効果というと、量的な経済効果に注目が集まりがちです。
しかし、私としては、お金にかえられない効果も大切だと考えます。
まず第一に、市民の一体感が与板地域だけでなく、合併後の新長岡市全体で醸成されるという効果です。
第二に、与板の市民力により「天地人」以外にも城下町らしい風情を数多く持つ与板のまちづくりの第一歩を踏み出すことができるという効果です。
このような意味からも、本日の出陣式が市民力による実行委員会により開催される意味は極めて大きいものと思います。
なぜならば、量的な経済効果は、一過性に終わりがちである一方、合併後の一体感の醸成や市民力による「まちづくり」への取り組みは、持続性のある貴重な遺産になると考えるからです。