ヴェルディ「レクイエム」長岡公演は、お陰様で、長岡市立劇場を埋めたお客様から熱い熱い拍手をいただき無事終了しました。
思い起こせば、私が芸術文化振興財団改革の決め手として実施を決めたのが「市民企画公募型事業」です。その第一号の事業がヴェルディ「レクイエム」でしたが、13年後の今、東フィルとの事業提携もあって大きく成長しての再演は、本当に感慨深いものがあります。
今回の公募による団員は19歳から87歳までの多世代にわたる約250名、そのうち市外から何と約100人の参加がありました。ヴェルディ「レクイエム」は、実力がないと演奏が難しい大作ですが、長岡市が新潟県の合唱会をリードする存在になったということが証明されました。
団員の皆さんは、約1年間、約50回の厳しい練習をこなしてきましたが、脱落者がほとんどなかったことも特筆に値します。草川、石上、大井各先生、ピアノの斎藤、小山、金子各先生の熱意あふれる指導と提案者の長岡市民合唱団有志によるサポートスタッフ、そして財団スタッフの献身的活躍の賜物です。心から感謝申し上げます。
それだけに、打ち上げパーティーでは皆さんの喜びが爆発しました。(続く)
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東京フィルとの協定締結のため楽天(株)の三木谷浩史さんが来岡
長岡市及び長岡市芸術文化振興財団と東京フィルハーモニー交響楽団(東京フィル)とが事業提携協定を結ぶこととなり、3月12日、東京フィルの理事長で楽天株式会社代表取締役会長兼社長の三木谷浩史さんが長岡市役所を訪問、協定書にサインをしました。
長岡市は、東京フィルによる演奏会はもちろん、子どもたち、地元合唱団、地元音楽家等と東京フィルとの交流を基本とした市民協働事業を実施してきました。また、平成19年度からは、「熱中!感動!夢づくり教育」として市内小学5年生全員をコンサートに招待しています。
協定の締結を機に、プロの奏者が出張訪問し小中学生・市民との交流を図る東京フィルアウトリーチ事業など、新たな企画も実施します。
なお、協定締結直後、CNN iReportにおいて、東京フィルが「世界で最も優れたオーケストラ TOP10」に選ばれるという朗報が飛び込んできました。三木谷さん本当におめでとうございます。
CNN iReportへGo!
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三枝成彰さんを迎え長岡フェニックス合唱団が発会
中越大地震から5周年を迎え、今年1年を通じ、「震災フェニックス―震災から立ち上がる文化の祭典」が開催されることとなっています。
そのメインイベントとして、三枝成彰「レクイエム」演奏会が12月6日に開催されます。
3月23日、そのための合唱団の発会式を、リリックホールで開催しました。公募によるメンバー172名が参加することとなりました。
合唱団の発会式にあたり、(財)長岡市芸術文化振興財団理事長として私が挨拶をしました。
また、合唱団の名称は「長岡フェニックス合唱団」とし、団長は長尾弘氏、副団長は監物春夫氏とすることを決定しました。
その後、作曲者の三枝成彰さんから、直接「レクイエム」の解説がありました。
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