「手づくり郷土賞」とは、国土交通省が、市民力で地域づくりに貢献している団体を毎年表彰する制度ですが、このたび、山古志地域の「山古志花を楽しむ会」と小国地域の「法末集落」の2つの団体が、同賞の一般部門に選ばれました。
3月26日、その二団体の代表が、受賞の報告のため市役所を訪問されました。
訪れたのは、山古志花を楽しむ会の代表・佐野玲子さん、次期代表・草間綾子さん、法末振興組合の組合長・大橋昭司さん、法末地区の総代・大橋義美さんの4人(写真)です。
小国地域の活動は、廃校となった小学校を「法末自然の家 やまびこ」として復活させ、住民自らの手で運営しながら地域交流に取り組み、中越大震災で被災した際にも、いち早く修復、再オープンする等の活動が評価されました。
山古志地域の活動は、中越大震災で生活や棚田をはじめとした美しい景観を失った中から、「心の復興」を目指し、住民500人が力を合わせて花を育成、山古志全域に植栽しているものです。
「手づくり郷土賞」とは、今年で24回目となりますが、今年度は全国でに17件が一般部門に選ばれました。
そのうち2件が長岡市の活動だったことは、市民力や地域力が大きく育っていることを示すもので、大変嬉しいことです。