10月から11月にかけ、6校の市立小中学校の周年行事に出席しました。小中学校の現場を訪れるたびに新しい発見があり、参考になります。
和島地域の桐島小学校では、間もなく和島地域の島田小学校と統合されるため、この100周年で最後になります。地域の皆さんが小学校を愛してきた気持ちがよく伝わってきました。
下川西小学校は、複数校の統合後50周年になります。各集落が分散している地域の特色が強く感じられました。
六日市小学校は明治初期に設立されて以来続く130周年でした。中越地震の時の避難所として使われていた時のことが、思い出されました。
新組小学校は、統合後40周年になります。子供達の発表を見て、7.13水害時に水没した状況が思い出されました。
刈谷田中学校と秋葉中学校は、旧栃尾市時代に大規模な統廃合で2校に整理されました。極めて立派な校舎が印象的でしたが、大規模な統廃合にかけた当時の栃尾市の意気込みが感じられました。
すべての学校に共通することですが、学校が、地域の宝物のように大切にされています。例えば、周年行事は、各地域の皆さんの実行委員会によって運営されていましたが、委員の皆さんの学校を愛する気持ちが伝わる良い式典でした。地域によって温かく見守られている学校こそ、米百俵のまち長岡の財産だと改めて思いました。