26日、景気の実態を把握し、必要な対策を新年度予算に盛り込むため、市内の企業3社を訪問しました。
クリーン・テクノロジー(株)、北越製紙(株)、マコー(株)の3社です。この3社は、ここ数年、大規模な設備投資を行う等、地域経済を牽引しています。
慌しい中ではありましたが、企業のトップからご説明をいただくだけでなく、工場も見学することができ、大変役に立ちました。
19日、合掌造りの村白川村のトヨタ白川郷自然学校で開催された「廃校活用等を考えるフォーラム」に参加しました。
このフォーラムは、私が会長を務める提言・実践首長会と全国首長連携交流会の協力で開催されました。
文部科学省が、公立学校の財産処分手続きを大幅に緩和したことにより、廃校利用に様々な可能性が広がったことを背景にして開催されました。
参加者は、東洋大学長澤悟教授、岐阜県各務ヶ原市の森真市長、和歌山県高野町の後藤太栄町長、茨城県取手市の藤井信吾市長、開催地白川村の谷口尚村長等約50名になりました。
合掌造りは世界遺産であり、白川村は世界的な観光地です。そのため、環境系の大学の誘致や村の伝統である助け合い「結い」を生かした場づくり等、様々な意見が提出されました。
このたび、長岡市立東中学校の新校舎が完成しました。
この新校舎には、二つの特徴があります。
第一に、長岡市で初めて「教科センター方式」を採用したことです。
この方式は、各教科専用の教室を設け、生徒が科目ごとに教室を移動するというものです。この方式の採用により、専門性の高い授業が可能となるとともに、生徒の授業に対する積極性が育つといわれています。
その一方で、クラスや学年のまとまりを大切にするスペースも確保しました。
また、この方式の採用を決定するまでの間、教員、地域住民、卒業生が何回も議論を重ねましたが、その結果、細部まで配慮した設計となりました。
第二に、中越大震災の教訓を生かし災害時に拠点となりうる設計を採用したということです。