東京大学まちづり大学院で講義

 7月24日、東京大学まちづくり大学院の約20名の社会人学生に対し「市民の力を信じたまちづくり」と題して講義をしました。
 まず第一に、被災者や市民のパワーにより中越地震から復興した実例として、アルパカ村、デジタル村民、多菜田食堂のクラウトファンディンク等を紹介し、更には復興祈願花火「フェニックス」の成功やふるさと未来創造堂による災害教育支援についてお話ししました。
 第二に、アオーレ長岡を拠点として市民が企画し実行した「世界えだまめ早食い選手権」等のイベントが成長し、ついには「アートなHENTAI万博」が大成功を収めたこともお話ししました。
 今回は本郷にはいかず、Zoomによるオンライン講義としました。Zoomの講義は聴講者の反応が伝わりにくく調子が出ないのですが、今回は的確な質問が多くて出て手ごたえを感じました。
 例えば、「国の行政に対する期待や要望はありますか?」とか「市民の力を信じたまちづくりにおいて地方行政職員の働き場はありますか?」等の質問が出て、手応えを実感しました。
 私は、国に対する期待等の質問に対しては、「物事を俯瞰的に見るという脳力を活かすためにも「現場」をよく見ることに心掛けてほしい。」と回答。また、地方行政職員に対しては、「まちづくりに意欲的な市民に対しては、行政の専門家としての知識と能力を発揮し、決して上から目線で指示するのではなく、あくまでアドバイスに徹してほしい。」と回答しました。

アルパカ村
多菜田食堂

デジタル村民 総務大臣賞を受賞

フェニックス花火

ふるさと未来創造堂 防災まちづくり大賞を受賞

アートなHENTAI万博

東大「まちづくり大学院」で講義

 社会人対象の大学院ですので、18:40から約3時間、夜の講義でした。
 演題は「被災者のパワーによる復興」として、中越地震での「地震のパワーはすさまじかったけれど災害から立ち上がる人のパワーはもっとすごい」という感動的な言葉を基本に据え、山古志のアルパカ牧場、デジタル村民、そしてフェニックス花火、ふるさと未来創造堂等の市民力による復興について紹介しました。
 また、新著「首長たちの戦いに学ぶ災害緊急対応100日の知恵」も紹介しました。
 学生は、オンライン参加も含めて19名。年齢は20代 ~ 60代(平均40歳前後)、業種も省庁、自治体、建築設計、鉄道、広告、銀行、IT関連 等多彩でした。
 「デジタル村民が他の地域で成功する条件は?」等々、質問も数多く出て充実した講義ができました。