3月18日(日)付け読売新聞朝刊の32面に、東日本大震災からの復興に対する私の提言が掲載されました。
お読みいただければご理解いただけると思いますが、「被災者や現場に一番近い市町村の「やる気」を引き出すことが肝要だが、既存事業を寄せ集めたいわばレディメードの事業では限界があり、復興基金のような現場のニーズに合わせたオーダーメードの支援制度が必要だ。」ということを強調しました。
このことは、今後、絶対に実現しなければならない復興のカギだと確信しています。
3月11日、国立劇場で催された政府主催の東日本大震災1周年追悼式に全国市長会長として出席しました。
午後2時46分に約1、200人の参列者全員で黙とうをささげた後、野田首相が、「三つのことをお誓いたします」と前置きし、「復興を一日も早く成し遂げる」、「震災の教訓を未来に語り継ぐ」、「私たちを取り結ぶ助け合いと感謝の心を忘れない」と決意を述べました。
ご退院からわずか1週間にもかかわらず、天皇陛下は、「国民皆が被災者に心を寄せ、大震災の記憶を子孫に伝えてほしい」と述べられました。
強く、かつ、やさしいお心に接し、本当に頭が下がりました。
3月4日(日本時5日)、ホノルルのワイキキ沖で、平和を祈る長岡花火が、ついに打ち上げられました。
あいにくの小雨模様でしたが、かえって、鮮やかな色彩が夜空に映える結果となりました。
まず、真珠湾攻撃の犠牲者と長岡空襲の犠牲者の追悼、そして日米友好と世界平和を祈念して、三発の白菊が打ち上がりました。
その後、三台の台船から、さくらさくら、ブルーハワイ等の曲に合わせたスターマイン等と続き、最後に復興祈願花火「ミニ・フェニックス」がホノルルの夜空を染めました。
カーライル市長、加茂総領事等のホノルル側のご来賓やホノルル日本人会の皆さんからは、「こんな美しく、迫力がある花火は初めて見た。」といった最大限の賛辞をいただきました。
また、大林監督や長岡市民からも「長岡の誇りだ。」という言葉をいただきました。