長岡花火は世界一の祈りの花火です

 今年の長岡大花火大会は、市長に就任して以来、最高といってよいコンディションになりました。
 例年ですと花火大会が近づくにつれ天気の心配をします。特に、昨年は直前の大雨で開催自体が危ぶまれる状況でしたが、今年は本当に楽な気持ちで大会を迎えることができました。
 大林監督も映画「この空の花」にちなんだ新しい花火(写真左)も、久石譲さんの主題曲にのって夜空を彩り、見守っていた大林監督をはじめ、出演者やスタッフの皆さんも感激で目を潤ませていました。
 花火「この空の花」は、長岡花火に込められた市民の想い、戦災殉難者への鎮魂、復興への希望、世界平和への祈りにふさわしい花火になりました。
 また、天地人花火(写真下)やフェニックス花火も、昨年に比べより進歩したように感じられます。 
 少なくても、10年前に比べ、大会の最初から最後まで一つのストーリーが感じられるようになったのではないでしょうか。

 今年も、大勢の財界人や文化人の皆さんに長岡の花火を堪能していただきました。
 ハワイ日米協会のシャロン・ウェイナー会長一行。映画「この空の花」の出演やスタッフの皆さん。大河ドラマ天地人の常盤貴子さん。エンジン01の茂木健一郎さんや乙武洋匡さん等々本当に大勢の方に見ていただきました。
 
 なお、私の開始前の挨拶について、毎年聞く市民の中には長すぎるとお感じになっている方もおられると思いますが、全国からお越しのお客様に長岡花火に込められた市民の想いをお伝えすることは市長の努めと考えていますので、ご理解ください。なお、「続き」に私の挨拶の全文を掲載します。
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復興への思いを夜空に 短冊を花火玉に添付

 東日本大震災の被災地へのメッセージや、日ごろ大切な人への想いなどを短冊に書き、長岡の「復興祈願花火フェニックス」の花火玉に貼って打ち上げる新企画「想いを夜空へ」プロジェクトを実施しました。

  18日、新潟煙火工業株式会社工場で、約300人の想いを込めた短冊を花火玉に貼付しました。
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長岡花火が咲いた晴れ舞台 水と緑の首都ワシントン

20120411-1_washington2.jpg ワシントンDCは、水と緑に囲まれ、まるで公園の中にあるような美しい都市でした。
 写真中央やや左の高い塔がワシントン記念塔、その左奥に緑に囲まれたホワイトハウスがかろうじて確認できます。
 手前がポトマック川、ワシントン記念塔とポトマック川の間がタイダルベイスン(人工湖)で、山本五十六がここからワシントン記念塔を背景にして撮影した写真が残っています。
 タイダルベイスンの右から横に伸びる水路には数か所の船着き場が確認できますが、花火は、この水路上、写真右端からもう少し右側の地点に浮かべた台船から打ち上げました。

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長岡魂を確認 長岡まつりの「打ち上げ・大懇親会」

20110906-1_maturi-hansei.jpg 9月1日、長岡まつりの実施にご尽力いただいた約160名の市民が一堂に会し、お祝いと反省とを兼ねた「打ち上げ・大懇親会」を開催しました。
 今年の長岡まつりは、直前の豪雨災害を乗り越えて、前夜祭、昼行事とも成功裏に開催することができました。
 特に、大花火大会は、信濃川の増水により会場が冠水し、一時は開催が危ぶまれましたが、官民一体となった不眠不休の作業により、予定通り開催することができました。

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花火のお客様が市民と交流 ウェルカムパーティ開催 

20110806-1_welcome.jpg 長岡市が進めるシティプロモーションの一環でご招待したお客様との懇親を深めるため、今年から、花火大会の開始前にウェルカムパーティを開催することにしました。
 以下、主なお客様を紹介します。最初は、エジプト大使(左端)と加山雄三ご一家(奥様と長男の池端信宏さん)です。

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8月1日は長岡空襲の日 鎮魂から復興へ向かう一日

20110802-1_zennyasai.jpg 8月1日は、昭和20年の長岡大空襲の犠牲者を追悼し、平和と復興への誓いを新たにする日です。この日、早朝から殉難者を追悼し平和を祈る様々な行事が行われました。
 平潟公園では「戦災殉難者慰霊祭」が行われ、続いて、昌福寺では「戦災殉難者墓前法要(写真)」が行われました。

20110802-2_zennyasai.jpg 続いて、平和の森公園では、「非核平和都市宣言市民の集い」を実施。さらに、リリックホールでは、「ながおか平和フォーラム」を開催しました。
 夜には、青年会議所で市内を流れる柿川で灯ろう流し(写真)が行われました。

 長岡市ではこれらの慰霊の行事が終了した後、一転して、復興を願う「長岡まつり前夜祭」へと進んでいきます。

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長岡大花火大会の開催を決定 会場整備に全力投球

20110801-1_hamabi-kaijyo.jpg 豪雨による被害で、開催が危ぶまれていた長岡大花火大会を、予定通り8月2,3日の両日に開催することを決定したことは既にお伝えしました。
 被災者の心情への配慮や会場の再整備等の考慮すべき点は多々ありましたが、長岡大花火大会が本来「戦災や災害からの復興を祈願する」花火大会であることに鑑み、開催することを決定しました。 しかし、課題は観覧会場の再整備でした(写真)。

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長岡花火等の2種のオリジナルフレーム切手を発売

20110713-1_hanabi-kitte.jpg 郵便局株式会社信越支社が、長岡まつりと花火をデザインしたオリジナルフレーム切手2種を発売することになり、中村重光信越支社長をはじめ関係者が長岡市役所を訪問、長岡市に寄贈しました。
 今年で3年目の発売になりますが、2種類の発売は今年が初めてとなります。

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石巻市で8月に開催される花火大会を長岡が応援

20110526-1_ishinomaki.jpg 毎年8月1日に石巻市で開催されてきた「石巻川開き祭り」が今年も開催されるかどうか心配されていましたが、このほど、石巻川開祭実行委員会が開催され、今年も東日本大震災での犠牲者への供養と復興と希望への思いを込め、規模を縮小して開催することを決定しました。
 長岡の花火大会も、戦災殉難者を追悼するとともに復興への願いを込めて開催された歴史があり、また、平成17年には、中越地震からの復興を願ったフェニックス花火も打ち上げています。
 そこで、長岡まつり協議会は、同実行委員会と相談し石巻の花火大会を応援することを決定、5月23日のに記者会見(写真)で発表しました。

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シティプロモーション推進会議で花火大会開催を決定

20110430-1_citypro.jpg 4月18日、産学官民の代表35名からなる「長岡市シティプロモーション推進会議」の初会合を開催し、今年の長岡大花火大会等の長岡市の行事の開催について議論しました。
 その結果、長岡が元気になって長期的に被災地を支援していくためにも、ぜひ長岡大花火大会をはじめ、各地域の行事を自粛することなく開催するべきだとの結論に達しました。
 また、東日本大震災の被災地の石巻市の花火大会を支援し連携していくことも決まりました。

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