9月6日、朱鷺メッセで開催された「第10回防災推進国民大会(ぼうさいこくたい)」で基調講演をしました。
テーマは、中越地震を振り返って-創造的復旧の道程」とし、強い意志で災害から立ち上がる被災者の自助・公助とそのパワーを下支えする公助が調和した復旧の経緯をお話ししました。
今回、私の講演直前に小林幸子さんが「雪椿」を歌いましたので、その直後の講演の雰囲気を和らげるため冒頭に自撮りしたら爆笑となりました。大成功でした😛
なお、講演終了後、日本赤十字社の清家敦会長と旧交を温めることができました。
カテゴリー: 講演・講義
東大「まちづくり大学院」で講義
社会人対象の大学院ですので、18:40から約3時間、夜の講義でした。
演題は「被災者のパワーによる復興」として、中越地震での「地震のパワーはすさまじかったけれど災害から立ち上がる人のパワーはもっとすごい」という感動的な言葉を基本に据え、山古志のアルパカ牧場、デジタル村民、そしてフェニックス花火、ふるさと未来創造堂等の市民力による復興について紹介しました。
また、新著「首長たちの戦いに学ぶ災害緊急対応100日の知恵」も紹介しました。
学生は、オンライン参加も含めて19名。年齢は20代 ~ 60代(平均40歳前後)、業種も省庁、自治体、建築設計、鉄道、広告、銀行、IT関連 等多彩でした。
「デジタル村民が他の地域で成功する条件は?」等々、質問も数多く出て充実した講義ができました。
「希望のコミューン 新都市の論理」を出版
東京大学まちづくり大学院で講義!
「森民夫のトークセッション」市長の苦労話“議会対応”のパート2を公開!
(一社)地方行政リーダーシップ研究会の「森民夫のトークセッション」市長の苦労話“議会対応”のパート2を公開しました。
私の司会で、谷畑英吾・前湖南市長、松本武洋・前和光市長、清原慶子・前三鷹市長と「今だから言える本音話」として対談しました。
ここからご覧いただけます。
公開講座”東京大学まちづくり大学院”で講義!
7月7日、”東京大学まちづくり大学院”で講義しました。社会人を対象とした公開講座です。
テーマは「市民協働によるまちづくり」とし、長岡市の実例を中心に3時間講義をしました。
久しぶりの体面による講義で聴講者は約20名でしたが、Zoomによる聴講者が約100名いらっしゃいました。
長い講義でしたが、熱心に聴いていただき、また、質問も多く出てあっという間の3時間でした。
①市民協働とは、市民が行政の下請けになることではなく、互いに対等な立場で長所と短所を補完しあう関係であるべきであること。
②そのようなウィンウィンの関係により、現場のニーズに即した政策を立案し実行することが、市民協働の真の目的であること。
③近年、委託や指定管理者等が増大し行政職員の現場力が衰退している現状を謙虚に受け止め、行政職員は市民とより積極的に協働することにより行政のプロとしての実力とプライドを維持すべきであること。
以上の主張について、中越地震からの市民力による復興、中越防災安全推進機構の活動、市民協働センターの役割、ふるさと未来創造堂の活動、赤城コマランドと森の幼稚園、市民協働の拠点アオーレ長岡の長岡市の実例を基に解説しました。
「若者よ 一人でも龍になれ!」と題して講話!
近畿大学建築学部で講義!
6月5日、近畿大学建築学部で講義をしました。
テーマは、「優れた建築が人の意識や生活に及ぼすパワー ~長岡市の政策の実例から~」としました。
中越地震での”中山間地型モデル住宅”、”てくてく”、”アオーレ長岡”が、市民パワーを呼び起こした事例を話しました。
締めくくりに、「建築は総合調整能力を育てる学問だから将来の可能性が広がる。」と励ましました。
どこまで通じたかは不明ですが、学生さん達の目が輝いているように見えました。
いつものことですが、近畿大学は大勢の学生が行きかっていて、熱気を感じます。
また、大学に行く途中の大阪難波駅に近畿大学をアピールする「マグロ大学って言うてるヤツ、誰や?」という広告が目につきました。
親近感を感じた後に大学に向かい講義をしたわけですが、おかげで肩の力を抜いた講義ができました。
長岡市倫理法人会にて「若者よ 一人でも龍になれ!」と題して講演!
長岡市倫理法人会にて、 中国での体験談をもとに、「若者よ 一人でも龍になれ!」と題して講演しました。
「中国人は一人なら龍だが三人だと豚になる。日本人は三人なら龍だが一人だと豚になる。」という中国のことわざを引用し、日本社会の強すぎる「同調圧力」を跳ね返し、自らの意見を明確に主張でき、かつ、異なる意見にも耳を傾けることができる若者、つまり「三人でも一人でも龍」になれる国際社会で通用する若者を育てることが日本の将来にとって大切であるとお話ししました。
また、日本は「和」のみを強調するが、当然のことながら「和」と「同」とは異なることが忘れられがちである。
「君子和して同ぜず小人同して和せず」という孔子の言葉をかみしめ、異なる意見同士で議論を重ねることの大切さを訴えました。
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