筑波大学で講義!「地方自治の重要性とは何か?-「地方の活性化」のための地方分権改革-」


 12月5日、筑波大学で”地方自治の重要性とは何か!-「地方の活性化」のための地方分権改革-”と題して講義をしました。
 ”社会基礎学Ⅱ~「グローバル化」と「地方の活性化」に貢献できる輝く人材の育成~”という連続リレー講義の一環です。
 コロナ禍で久しぶりの対面による講義でしたが、やはりリモートによる聴講を選んだ学生も多く、会場は約30名ほどの学生さんで、ソーシャルディスタンスが十分に確保されていました。

 講義では、「地方の活性化」を推進するためには、グローバルな視点のみならずローカルな視点を活かした地方分権改革が必要であることを強調しました。
 具体的な事例として、「アオーレ長岡」や「子育ての駅」等の地方発の政策が生まれた背景が地域的な視点に立脚した結果であることについて解説しました。
 また、市町村による現場ならではの特色あるコロナ対策、総社市のデニムマスク等、も紹介しました。

 また、後半は、みずほ銀行産業調査部長の中村浩之講師と国土交通省計画局長の中原淳講師のお二人が講義をした後、筑波大学教授の坪内孝司先生のコーディネートでパネルディスカッションを行いました。
 会場からの質問も数多く出ました。私に対しては、「アオーレ長岡に対する反対はなかったのか?」、「子育ての駅のヒントになった母親の意見をどのような場面で聴いたのか?」等の質問がありました。 
 コロナ禍にもかかわらず、有意義な機会を得ることができました。