長岡造形大学でリモート講義!「建築の持つパワー」~長岡市の政策の実例から~


 12月11日、長岡造形大学で、「建築の持つパワー~長岡市の政策の実例から~」と題して、自宅ではなく設備の整った大学で、リモートによる講義を行いました。
 建設省時代から長岡市長時代を通じて、建築の持つパワーを生かしてきた経験を中心にお話ししました。まず、私が担当した「東京ドーム」が極めて大規模空間であったことから予想を超えた使われ方をしたエピソードを取り上げました。


 次に、コミュニティを重視した中越地震からの復興により住民の復興への意思が醸成されたこと、公園と子育て相談を融合した子育ての駅が様々な子育て支援を生んだこと、さらには、アオーレ長岡が様々なイベントや使われ方を生んだことを解説しました。
 最後に、建築を学んだことは、デザインの分野だけでなく行政をはじめとする様々な分野で活躍するパワーとなることを力説しました。

 何しろ3時間の長い講義ですので、正直大変疲れました。
 リモート講義だと学生の反応が分かりにくいのですが、チャットによりレベルの高い質問がいくつか出ました。学生は優秀だと思いました。
 また、本講座を担当してくださった平山育夫教授、また子育ての駅等の設計でお世話になった山下秀之教授ご夫妻の応援を得て、長丁場を無事終了することができました。ありがとうございました。