私が代表理事を務める「地方行政リーダーシップ研究会」は、特色ある新型コロナ政策を実行している市町村長を講師に迎え、Zoomを活用して録画、その内容をネットにより配信する事業を実施しています。
すでに、千葉市の熊谷市長、及び、埼玉県本庄市の吉田市長によるそれぞれの発表を録画済みです。
そして10月28日、千葉市長、本庄市長に続く三回目の収録を、滋賀県湖南市の谷畑市長の発表をZoomを使って録画しました。
谷畑市長は特色ある多数の政策を立案・実行し、多くの市町村長のお手本になってこられた方です。しかし、今般5期目の立候補をされず、11月6日に湖南市長の任務を全うされます。
谷畑市長の発表の内容は、地方行政リーダーシップ研究会のネツトセミナー用であることを十分に意識していただき、個々の施策の説明よりもコロナ禍等の危機に際してトップリーダーとして心得について解説していただきました。
情報収集、分析、課題の把握、方針の確立、組織の指導、それぞれに焦点を当て解説してくださいました。
左のように新型コロナに対する湖南市の組織を柔軟に構築されたことは大変参考になります。
また、国、都道府県、市町村の役割分担についてしっかりと解説され、現場を預かる市町村長の役割と覚悟の重要性について明確に指摘されました。市民を守るリーダーとしての強い決意を感じました。
個々の生活支援対策、経済支援対策については、実にきめ細かく対応されています。
特に、余計な手続きの省略と対応のスピード重視の姿勢には、市民を思う一貫した姿勢が感じられました。
最後に、私のいくつかの質問にも的確にご回答いただき、一時間を超える収録を無事終了しました。
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