岐阜県の「危機管理対応研修トップフォーラム」で中越地震の現場の情報を講演!


中林敬修先生によるワークショップ
 11月25日(月)、岐阜県主催の「市長村長向け危機管理対応研修トップフォーラム」に講師として招かれました。
 岐阜県内の42市町村から首長や危機管理官などが参加するフォーラムは3部構成。第1部は内閣官房国土強靭化推進室参事官の河村賢二氏による「国土強靭化地域計画について」と題した講演、第2部が、人と防災未来センター研究員の中林啓修(ひろのぶ)氏による「目標管理型災害対応~災害時の現場力向上~ ワークショップ」、第3部が、私の「災害対応力の向上~カギは現場力」と題した講演、という構成でした。

ワークショップで議論する市町村長
 大変興味深かったのは、中林先生のワークショップでした。
 6名ほどのグループに分かれ、あらかじめ設定された架空の市の地震災害モデルから、被害規模の推定、5つの地域の被害概況の推定、本部長方針(長期化の可能性、外部応援の要否、短期間の実施すべき対策、その後に実施すべき対策)の検討を行いました。
 このような形で、首長さんたちが真剣に検討している姿はあまり見られないことです。感動的しました。
 なお、中林啓修先生は、長岡市長時代にお世話になった公益社団法人中越防災安全推進機構の中林一樹理事長のご子息です。良きご縁を感じました。

 最後に、私が中越地震の現場で実際に起きた混乱や対策についてお話ししました。
 例えば、地震発生後の情報収取の困難さ、指定避難所以外の自然発生した避難所への対応、殺到するマスコミへの対応、コミュニティに配慮した仮設住宅等々について、パワーポイントを使って説明しました。
 首長や幹部職員の真剣な眼差しを感じたので、本気になって丁寧な説明を心がけたため時間が足りなってしまいました。今後の反省点です。

 フォーラム終了後懇親会があり、平木副知事(総務省時代に「国と地方の協議の場でお世話になった方です。やはりご縁です。)、市町村長さん、岐阜県職員の皆さんと親交を深めることができました。写真は、関ケ原町の西脇康世町長さんとのツーショットです。関が原にぜひ来てほしいとお誘いを受けました。
 また、せっかくに来たのですから岐阜城の写真を撮ろうと思いましたが、会場のホテルグランヴェ―ル岐山からはかなりの距離があり、ビルの谷間からの遠景になってしまいました。それでも、岐阜に来たんだなという実感が湧きました。

西脇康世・関ヶ原町長と
ビルの谷間からの岐阜城遠景