悪夢のような中越地震から15年を迎えた10月23日。
山古志地域の住民の皆さんが主催した「山古志地域追悼式」に来賓として参列しました。
山古志住民会議の田中仁さんは、「私たちが山古志地域を盛り立てていくことが亡くなった方々の供養になる。」と、力強く式辞を述べました。
来賓の挨拶後、山古志地域の子供たちが「ありがとう」を合唱!
山古志小学校の子供たちの作文を基にコカリナ奏者の黒坂黒太郎さんが詞を編集し曲を付けた歌です。
<悲しいときに あの人は あったかい握手してくれた うれしかった、やさしかった ふるえるほど ありがたかった 何かお礼をしたいけど 心をこめて ありがとう>
式典終了後、参加者全員でバルーンリリースを行った後、追悼の花火「白菊」が打ち上がりました。
その後、「やまこし汁」が振舞われました。
写真は山古志のお母さん方と「やまこし汁」をいただいている場面ですが、向かって右端が、故・長島忠美村長の奥様・久子さんです。お元気そうで安心しました。
写真は、会場前の広場を埋め尽くしたキャンドルライトです。
住民の皆さんが手作りの追悼式でしたが、「ありがとう」の心が随所に込められており、感動しました。
山古志地域は人口が減少していますが、住民の皆さんお一人お一人の強い意志で支えられています。
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