近畿大学建築学部で講義!テーマは「建築の持つパワー」


 7月8日、近畿大学の建築学部で特別講義をしました。
 1年生と2年生を対象にした特別講義でした。私は、これから極めて幅が広い建築学を極めていくことになる学生が、建築がその空間の中で営まれる生活の向上に影響を及ぼすパワーがあることを伝えたいと思い、長岡市の政策の実例を例としてお話をしました。例えば、中越地震においてコミュニティに配慮した仮設住宅の計画が復興への原動力になったこと、アオーレ長岡の質の良い空間が様々なイベントを実施するパワーとなったこと等を説明しました。
 建築は住宅やビル等のハードを設計し施工するだけではない。その中で営まれる生活をプロデュースする力があることを力説しました。

 約150名を対象とした講義でしたので、講義中に学生の反応を肌で感じることが難しい状況でした。
 どの程度理解されたか心配でしたが、帰宅後におくっていただいた学生の感想文(写真)を読むと私の言いたいことは若い学生にもかなり伝わったとわかりました。
 今、大変気分良くこのブログを書いています。