4月15日、前京都府知事で退任後京都産業大学の教授に就任した山田啓二さんの依頼で、京都産業大学で講義をしました。
テーマは「地方自治未来論-地方発の生きた政策」です。
具体的には、「中越地震からの市民協働による復興」、「子育て支援の拠点-子育ての駅てくてく」、「総合支援学校のカリキュラム改革」、「長岡市生ごみバイオガス発電センター」、「市民協働の拠点-アオーレ長岡」の各政策を立案した背景等について解説しました。
結論として、これらの具体的な政策を実現した背景として次の4つの条件があると説明しました。
(1) 地域性に応じた最適な政策の実施
(2) 縦割りの政策分野の総合化
(3) 行政と市民・企業等との協働・連携
(4) 都道府県・市町村相互の連携、競争地域特性に徹底的にこだわる
山田教授のご指導が良いせいか学生の手ごたえは上々でした。「自分は小さな村の出身だが、財政力等に限界がある小規模な町村で、的確な政策を実現するにはどうしたらよいか?」などと的を射た質問も出て、手ごたえを感じました。
京都産業大学は京都市の北部、上賀茂神社の北にある自然環境に恵まれた地域にありす。
お陰様で、雅で、かつ、新鮮な空気をいっぱい吸うことができました。
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