泉佐野市市制施行70周年記念国際シンポジウムで基調講演


 11月21日、泉佐野市市制施行70周年記念国際シンポジウムで基調講演をする機会を得ました。
泉佐野市は関西国際空港がある都市ですので、テーマは「国際空港とまちづくり」です。
今年の5月に開催された首長連携交流会で千代松大耕(ひろやす)泉佐野市長と出会い、今回の基調講演を依頼されました。

 新潟県からみた泉佐野市は、これまで、ご縁か薄かった地域です。基調講演などできる自信はありませんでしたが、関西国際空港を拠点に国際交流を推進したいという千代松市長の熱意にほだされてお引き受けしました。
また、新潟と関空とがピーチの参入により、4千円台の航空運賃でつながり両地域の経済的な距離が大幅に短縮されたこともお引き受けした理由の一つです。

 講演のテーマは、「自治体外交の持つ可能性」といういささか大上段に振りかぶったテーマにしました。
具体的には、長岡市とホノルル市とが3年前に実施した真珠湾での花火の打ち上げと日米青少年による「平和サミット宣言」を事例にお話ししました。
そして、自治体間の交流、特に、青少年の交流を中心とした交流は、時間はかかるけれども、国と国との外交問題を超えた根っこの生えた交流につながるということを強調しました。

 泉佐野市は、国際都市宣言を行い、積極的に国際交流を進め、現在7都市と交流しています。これは、京都市の9都市との交流、横浜市等の8都市との交流に次ぐもので、同じく国際空港を抱える成田市とともに積極的な国際交流であることを指摘しました。
また、泉佐野市は、青少年交流にも力を入れています。今後、臨空都市として国際交流の更なる発展を期待していること述べて講演を締めくくりました。

 私の基調講演の後、モデレーターの近畿大学経営学部・高橋一夫教授、千代松大耕・泉佐野市長、小泉一成・成田市長、グォン・ヒョクチョル・韓国仁川市広域市航空課長によるパネルディスカッションが行われました。
大規模な国際空港を抱える都市の課題と今後の展望について議論がなされましたが、世界につながる空港を抱える都市が持つ無限の可能性を感じました。

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