日本初!隈研吾氏設計の膜構造屋根の住宅 「今泉邸」


 市内福住に、ガラス繊維でコーティングした膜材を屋根に用いた住宅が概成しました。おそらく日本初の住宅です。
 18日、施主の父親で今泉テント(株)社長の今泉義春氏(私の中学時代の同期生)のお誘いで、設計者の隈研吾氏、施主で長男の知久氏等と見学に行ってきました。
 写真左端は、隈さんを中心に、左が今泉義春ご夫妻、右が長男の知久氏です。後ろの窓の外は福島江。眼下には名物の桜、遠くには鋸山が望めます。
 テント生地を利用した構造物を「膜構造」と言いますが、私は建設省時代に膜構造と深い関係があり、その代表事例が東京ドームです。また、私は、隈氏の大学建築学科の先輩にあたります。そういう意味で、私にとってとても感慨深い住宅が長岡に誕生しました。
 おそらく日本初本格的膜構造屋根の住宅であり、また、アオーレ長岡、国立競技場を設計した隈研吾さんの設計でもあり、全国の建築関係者の注目を集めることは確実です。長岡名物の一つとなるでしょう。なお、「続き」に写真を掲載します。

       雪を意識した鋭い傾斜屋根と木製パネルの外壁が印象的です。

       手で押した際の弾力性と幕を通して入る自然光が印象的です。