26日、アオーレ長岡で、見事甲子園出場を決めた中越高校野球部の選手を激励しました。
まず、本田仁哉監督の感動的な出場報告がありました。
「長岡市民の皆さんの温かいご声援で2年連続、10回目の甲子園出場を決めることができました。得点の差以上に苦しい場面がたくさんありましたが、今年のチームの特徴である我慢強さが武器になりました。新チームになり、なかなか結果が出ませんでしたが、オレたちもやれるんだと下から下から這い上がってきたのがこのチームです。今年は徹底的に走り込みました。
これまでのチームであれば、野球の練習をさせてくださいという言葉が生まれたかもしれませんが、今年の選手たちはただ勝つために、与えられた練習を必死に乗り越えました。勝ち負けはわからないものですが、今年の夏、そしてこれからの中越高校にとって大きなものを、今年の3年生が残してくれるのではと感じました。それが今回、甲子園出場という結果になり、3年生を誇らしく、頼もしく思います。
甲子園では厳しい戦いになると思いますが、我々のユニフォームの袖には、「新潟」ではなく「長岡」の2文字が刺繍されています。長岡の皆さんの熱い思いを力にして、20年以上歌っていない校歌を歌い、皆さんと喜びを分かち合いたいと思います。」
また、広川健介主将の力強い決意表明がありました。
「熱い声援をありがとうございました。昨年の先輩に続き、自分たちも甲子園に行こうと新しいチームが始まりましたが、秋・春はベスト16で負けてしまい、本当に悔しい思いをしました。今回の大会では、その悔しさを原動力に頑張ろうと話し合ってきました。新チームになり課題も多かったのですが、全員が全力でぶつかってひとつひとつ克服してきました。
目の前のプレーに全力でぶつかることで結果が生まれました。それが自分たちのプレースタイルです。目の前の一球、ワンプレーに集中して全力でやっていきたいと思います。長岡市、新潟県の思いを全員で背負って甲子園でも堂々とプレーしたいと思います。」
私から、次のように激励するとともに激励金を贈呈しました。
「選手の皆さん、校長先生をはじめ教職員の皆さん、本当におめでとうございます。そして、感動をありがとうございます。全長岡市民が本当に喜んでいます。
皆さんは、秋の大会、春の大会と悔しい思いをされたてきました。それを乗り越えてチーム全員の団結力で栄冠を勝ち取りました。私は確信しています。少数のスター選手に引っ張られたのではなく、全員が一丸となって結束したチームほど強いチームはありません。
そして、あの中越高校の素晴らしい校歌、「長岡長岡歴史あり、長岡長岡未来あり」と高らかに歌い上げた校歌を、眉を上げて、一回といわず、二回、三回と甲子園に響かせてください。長岡市民全員が応援しています。頑張ってきてください。」
なお、今後の予定は、8月1日(月)長岡出発、8月4日(木)抽選会、8月7日(日)開会式となります。
また、中越高校の甲子園での試合は、ナカドマにてパブリックビューイングを開催します。
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