大変嬉しいことに、長岡市、新潟市、三条市、十日町市、津南町の5市長が共同で提案していた『「なんだ。コレは!」信濃川流域の火焔型土器と雪国の文化』が、めでたく日本遺産に認定されました。
11日、津南町で開催した第15回信濃川火焔街道連携協議会「縄文サミット」において、5市町長と小林達雄・國學院大學名誉教授による合同記者会見を開催しました。
日本遺産の認定により、国からの5千万円の補助金を活用し、火焔土器を中心とした縄文文化に関する情報を、全国に発進するための種々の事業を5市町が連携して実施していくこととなります。
合同記者会見で私は、「日本遺産への認定を本当に喜んでいる。これにより聖火台への火焔型土器のデザインの採用に弾みがつくと思っている。ただし、縄文文化は、世界に誇る日本固有の文化であるという認識は、我が国においてもまだまだ十分に定着しているとは言い難い。この日本遺産の認定を契機にして、従来の認識を改めていく切っ掛けになると期待している。」と、発言しました。
現在、小林達雄先生、俳優の津川雅彦さん、私をはじめとする有志の市町村長が呼びかけ人となって、東京オリンピック期間中に縄文文化を世界に発信することを目的とした組織、「縄文文化発信サポーターズ(仮称)」を縄文遺跡がある全国160の自治体に呼び掛けて立ち上げる準備をしています。
縄文文化が世界に誇る環境共生型の日本固有の文化であるという認識をアピールしていく中で、火焔土器をオリンピックの聖火台のデザインに採用する運動を推進していく方針です。
火炎土器、素晴らしい造形美に圧倒されます。この美しくも圧倒的な存在感を全国の皆さんに見て、実感してもらいたいものです。 桃