今や世界の錦鯉!26ヵ国が参加した国際品評会でアラブ首長国連邦が優勝!!


20160426nisikigoi-120160426nisikigoi-2 第4回国際錦鯉幼魚品評会(主催:全日本錦鯉振興会新潟地区)が「錦鯉発祥の地」長岡で初めて開催されました。
 世界の養鯉業者が、錦鯉の幼魚の美しさ(模様や体型など)を競う国際品評会で、今年は過去最高の26ヵ国から1,335尾が出品されました。当然ながら、会場のハイブ長岡には大勢の外国人が来場しており、大変国際色豊かな雰囲気となりました。

20160426nisikigoi-320160426nisikigoi-4 全体総合優勝は、アラブ首長国連邦の”シェ スルタン アブドラ アル カシム”さんが所有する変わり鯉「輝黒龍(きこくりゅう)」(鯉自体は日本産)。
 総合優勝を示すパネルには、赤、緑、白、グレーに彩られたアラブ首長国連邦の国旗(写真)もあしらわれ、国際色を感じさせてくれました。今後、裕福な国が多い中近東への輸出も期待できそうです。

20160426nisikigoi-520160426nisikigoi-6 長岡市長賞も国際的。シンガポールの”クレメン チンチン”さんが所有する「紅白」が選ばれました。(これも日本産)

 中越大震災で甚大な被害を受けた長岡市と小千谷市とは、錦鯉を「復興の象徴」として共有し、「世界に誇る地域の宝」として国内外へ発信するため、平成26年10月に「市の魚」に制定しました。
 錦鯉は、現在約8割が海外に輸出され、すっかりクールジャパンブランドとして定着しました。今後とも地方創生のエースとして国内外へ発信して参ります。