天然ガス火力発電所の誘致に成功!クリーンな電力85,800kW(20万世帯分)を供給予定


20160424gas_hatsuden-1 市内西部丘陵東地区に、これまでの誘致活動が実り、発電事業を行う㈱長岡火力発電所が進出することが決定、19日、契約の締結と併せて記者会見を行いました。(写真)
 国内最大級のガス田「南長岡ガス田」から産出される天然ガスを100%活用します。
 (株)長岡火力発電所は、㈱IDIインフラストラクチャーズ(大和証券系企業)が、本市での発電事業を目的に平成27年10月に設立しました。
 また、ガスエンジン発電機11基は川崎重工業㈱が、電力の販売は㈱F-Power(販売電力量は新電力業界第2位)が担当します。

20160424gas_hatsuden-2 天然ガスは、CO₂の発生量が少ないクリーンなエネルギーです。
 西部丘陵東地区は、その天然ガスのパイプラインと送電のための特別高圧送電線に近接しており、クリーンな電気を生み出す天然ガス発電所の立地にとって、極めて適した環境であることから進出が決定しました。
 なお、西部丘陵東地区への進出企業は、ヨネック(株)に続き2社目となります。
 
20160424gas_hatsuden-3 長岡市は、平成18年2月、「長岡市地域新エネルギービジョン」を策定し、クリーンで地元産のエネルギーである天然ガスの活用を進めることとしました。
 そして、本市の都市ガス料金が全国の主要都市でもトップクラスの安価な水準であることや国内最大級の産出量を誇る「南長岡ガス田」を活用することにより、新たな産業立地を進めることを明確化した「天然ガス活用基本プラン」を策定しました。
 以来、天然ガス発電所の誘致のため、市内外の事業者に対し積極的に情報を提供し、丁寧な折衝を進めてきました。
 今回、その成果が実り、本当に嬉しく思います。

20160424gas_hatsuden-4 これにより、エネルギーの効率的な供給の可能性が広がるなど、西部丘陵東地区の産業団地としての付加価値が向上し、今後の企業誘致に弾みがつきます。
 また、地元の発電による電力を市内に供給するための電力小売事業へ長岡市が積極的に参画するなど、エネルギーの地産地消の実現に向けて今後検討していく方針です。