12月5日、ホノルル市主催のクリスマスツリー点灯式でのことです。ホノルル市の女性市議会議員さんがご主人と赤ちゃんを連れで出席していました。
コールドウェル市長ご夫妻のすぐ後方に私がいましたが、私の左隣にその市議会議員さんご一家がいらっしゃいました。本当にかわいい赤ちゃんでした。
さすがにファミリーを大切にするアメリカです。
式典終了後、もう一組の赤ちゃん連れの市議会議員さんがいらっしゃっていることがわかり、もう一度ビックリしました。
クリスマスイベントですからファミリーでの出席に違和感はない面もあったと思いますが、日本ではあまり見られない光景ではないかと思います。
そういえば、ホノルルではサンタクロースも夫人同伴でした。
市役所前広場に鎮座した巨大サンタの人形も奥さん連れです。奥さんを親しみを込めて「メリーおばちゃん」と呼ぶのだそうです。
ちなみに、ハワイではサンタクロースはサーフィンしながらやってくるとのことで、どおりで、二人ともブーツ裸足ですね。
7日には真珠湾追悼式典に出席し、当時の生存者の方とお話しをしましたが、この方も奥様連れで参加されていました。
最初、私の方が緊張してしまいましたが、とても友好的に接していただきました。
現在、テキサス州にお住まいなのだそうで、ホノルルには毎年お二人でお見えになるそうです。今年89歳、まだまだお元気なお二人でした。
追悼式典に参加されたハワイ州知事のイゲご夫妻です。 アメリカではこのような式典にご夫婦で出席するのが当然なことです。
私は家内を同伴しませんでしたが、こうした場合、独身なのかと思われることもあるのだそうです。(なお、イゲ知事は沖縄系の日系三世ですが、「イゲ」がどのような漢字なのかご存じないそうです。)
家族同伴で式典に参加することは、ワークとライフとは対立するものではなく調和させるべきものだという視点に立てば、とても柔軟な習慣ではないでしょうか。
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