食物アレルギー対応「米粉クッキー」の事業が発進 共同記者会見


記念撮影 株式会社美松等による「食物アレルギー対応の米粉クッキー」事業が、国の地域経済循環創造事業交付金に採択されたことにより、本格的に事業化されることとなり、5月1日、長岡市と事業者とで共同記者会見を行いました。
 米粉クッキーは、食物アレルギー27品目未使用のアレルゲンフリー食品として、日常食だけでなく非常時の備蓄用としての需要が期待されます。
 写真はこの事業に携わってきた関係者による記念撮影です。
 左から、NPO法人プロジェクト88理事長・髙橋菜里さん、長岡にこっとくらぶ代表・榎園早苗さん、私、株式会社美松代表取締役社長・松井秀明さん、有限会社エコ・ライス新潟代表取締役・阿部信行さん、尾西食品株式会社代表取締役社長・小寺芳朗さん写真です。

米粉クッキー いちご味など、美味しさにも工夫が凝らされています。

 今回は、「震災経験と米粉を生かした地域の元気創出事業」という名称で長岡市が申請者となって採択されました。
 これにより、総務省からの交付金3,000万円と北越銀行及び国民金融公庫からの融資3,000万円ずつ、合計9,000万円の交付と融資が実行されます。
 
米粉クッキーの試食 市町村等の公共機関にとって、災害の際の混乱時に各避難所等で食物アレルギー対応を間違いなくとることは大変な負担になります。
 このクッキーであれば、全員に配布することができ安心です。また、長期の負担にも耐えるとともに美味しさも問題ないことから、非常食としての全国レベルでの需要が見込まれると思います。
 アレルギーを持つ子供の悩みを解決するとともに、本事業が発展して長岡の地方創生の一助となることをおおいに期待しています。