「国と地方の協議の場」に出席し、地域の個性を尊重した地方創生を要望


安倍総理大臣の挨拶 1月9日、総理大臣官邸で平成26年度第3回「国と地方の協議の場」が開催され、国側は安倍総理大臣、菅内閣官房長官、高市総務大臣、石破地方創生担当大臣、甘利内閣府特命担当大臣、地方側は私や山田全国知事会長など地方六団体の長が出席しました。
 議題は、地方財政対策、地方創生の推進、地方分権改革の推進等で、甘利大臣と石破大臣から、国の方針の説明がありました。

政府側の出席者 安倍総理大臣は、「安倍内閣では、デフレからの脱却、国と地方を通じた経済再生と財政健全化の両立を最重要課題とし、これまでも全力で取り組んできた。この元手となる補正予算を早速この後閣議決定する予定であり、また、来年度予算を来週決定する。
 合わせて、今年は地方創生に向けた取り組みが本格化する年となるが、政府として、しっかり支援していくので、首長の皆さんが強力なリーダーシップを発揮し知恵を競い合っていただくことを期待している。」と、挨拶しました。

地方側出席者 私から、「地方創生について、これまでも数々の地方再生の掛け声があったなかで、今回の税制改正、経済対策、当初予算の方針等をみて、我々頑張らなければという気持ちになっている。
 ただ、地方の状況は千差万別であるので、地方の個性、独自性を十分尊重いただけるような運用が大切。国が一つの物差しを決めてそれに合わせさせるということのないようにしていただきたい。」と、発言しました。
 なお、司会は小泉進次郎・内閣府大臣政務官(右端)が担当、実に歯切れの良い進行ぶりでした。