中越大震災から10年の10月23日、復興を願い、平原綾香さんがアオーレ長岡で、小林幸子さんが山古志地域で、沢田知可子さんが川口地域で、それぞれコンサートを開催しました。
各コンサートの開始前、沢田さんの「空を見上げてごらん」、平原さんの「ジュピター」、小林幸子さんの「雪椿」の順に歌の三元中継を行い、各地域を歌で結びました。
長岡では、平原綾香さんが、ジュピターなどを熱唱しました。
コンサート終了後、平原さんに花束とホノルルで購入したクッキーを贈呈しました。
そして、来年の8月15日のパールハーバーで終戦70年の節目に打ち上げる予定の平和を祈る花火の一つに、フェニックス花火を打ち上げる方向で検討中であり、パールハーバーで平原さんのジュピターが響きわたる可能性があると発表すると、会場から大拍手が巻き起こりました。
このコンサートで、太田小中学校の児童・生徒も出演し、平原さんと「しあわせ運べるように」と「ビリーブ」を合唱してくれました。
そのご褒美に、コンサート終了後に平原さんとの記念撮影を行いましたが、思わぬプレゼントに、子供たちは、とても興奮していました。良い、記念になったことでしょう。
山古志体育館では、「山古志地域復興のつどい」を開催、式典の中で山古志小中学校の子供達計38名が、「ありがとう」と「しあわせ運べるように」を合唱してくれました。
式典の後、小林幸子さんのコンサートを開催しました。
小林さんは、地震直後の苦しい状況の中で、歌で被災者を励まして下さしました。会場の皆さんは、当時を思い出しながら聞き入っていました。
追悼式では、小林幸子さんと隣り合わせになりました。
小林さんは、写真では微笑されていますが、当時の山古志村長の長島忠美復興副大臣が挨拶の中で、小林さんが被災者に歌をプレゼントしてくださった思い出話に触れると、思わず目頭を押さえる場面がありました。
川口公民館では、「あの日を忘れない~追悼・感謝・防災のつどい」が行われました。
小林さんと同様歌で被災者を励まして下さった沢田知可子さんのコンサートでは、川口小学校6年生も出演して、「しあわせ運べるように」と「ビリーブ」を沢田さんと合唱しました。
あの時、幼児だった子供たちですが、とても良い思い出になったことでしょう。
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