市民体育館北側に器械体操の専門施設が完成し、10月4日、竣工式を開催しました。
施設は、鉄骨造一部2階建、延べ面積:1,424.33㎡、総事業費:5億2900万円で、体操床・あん馬・吊り輪・跳馬など計14種類の機械器具を設置しました。
長岡市は「ジュニア選手強化事業」に積極的に取り組んでいますが、特に体操競技では、全国レベルの選手が輩出されるようになったことから、今回の整備を決断しました。
一方、長岡ニュータウン運動公園内には、雨の日や雪の日でも利用できる大型の屋根付多目的コートが完成しました。
フロアは砂入り人工芝で、テニス、フットサル、ゲートボール、グラウンドゴルフなど幅広い競技に利用できます。
構造:鉄骨造一階建・膜構造、面積:1,600㎡(50m×32m)で、事業費:4億1000万円です。
冬でも練習できるコートがあるということは、雪国長岡のスポーツを盛り上げてくれると思います。
ところで、体操競技で全国レベルの選手が輩出されるようになった背景には、中国ナショナルチーム時代に世界選手権跳馬3位と活躍した丸山久美コーチが、24年間にわたり「長岡ジュニア体操クラブ」を育てあげた実績がありました。
不十分な施設の中でも地道な活動を継続した結果、平成26年8月に北信越中学校総合体育大会体操競技大会で附属長岡中学校女子チームが団体総合優勝、全国中学校体操競技大会では女子団体総合8位に入賞するなどの成果が上がっています。
また、県立長岡大手高等学校1年生の大矢奈菜選手が東日本ジュニア大会個人総合2位、種目別平均台2位となったほか、現在、女子部37人、男子部12人、合計49人で活動中です。
竣工記念演技に参加してくれた全員で、感謝の挨拶をしてくれました。(写真)
丸山久美コーチは、「念願の体操競技練習場は、県内最新の設備を装備しています。本当に素晴らしい最高の環境を提供していただき、感動と興奮を抑えることができません。2020年東京オリンピックを目指し、選手及びコーチ一丸となって取り組んでいきます。今後も美しい演技で皆様を感動させることが出来るよう精進を重ねていきます。応援よろしくお願いします。」という、挨拶文を寄せてくれました。
将来、世界に向けた羽ばたいてくれることを信じています。
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