10日(日)、NHK総合テレビ「日曜討論」に出演しました。テーマは、「人口減少社会へ 増える空き家 対策は?」です。
本来は生放送なのですが、ちょうど台風11号関連の放送ため、放送時間が二転三転、結局午後3時半からの放映となりました。
中川緑キャスターによる空き家820万戸の現状の説明から始まり、「危険な空き家の撤去には何が必要か?」という論点では、長岡市条例を適用して撤去した長岡市川口地域の空き家の事例を説明しました。行政代執行による撤去は全国的に数件しかないなかで先進事例としての紹介でした。
次に、再利用をどうすすめるか?という論点では、比較的良好に機能している「長岡市の空き家バンク」制度の実情を紹介しました。全国的に実績が少ない中で、長岡市の空き家バンクが4年間で52件の実績があることが評価されました。
最後に、「人口減社会における住宅政策は?」という論点に移り、全国市長会長として、空き家の有効利用による地方都市へのUターンやIターンの促進の一助とする可能性に言及し、決意を表明しました。
実際は、事前に発言しようと考えていたことの半分程度しか言えなかったというのが正直なところです。
それでも、司会者でもない私がつい調整役のような気持ちになって締めくくり的発言をしてしまい皆さんの笑いを誘つたことを、和やかな雰囲気になったと司会の島田氏にほめていただきました。
最後に、私の提案で記念撮影をしました。出演者全員で記念撮影をすることはめずらしいことなのだそうで、「さすが市長ならではの気配りですね。」と皆さんに喜んでいただきました。
写真左から、中川緑キャスター、(NPO)空家・空地管理センター事務局長・上田真一さん、成蹊大学教授・井出多加子さん、元総務大臣・増田寛也さん、私、富士通総研上席主任研究員・米山秀隆さん、司会の島田敏男NHK解説主幹です。
コメントを投稿するにはログインしてください。